オペラ座の怪人 2021年9月12日昼
キャスト
飯田洋輔
加藤迪
飯田さんを見たのは7日火曜ぶり。
7日にちょっと演技が固いな、と思ったのはなんのその、とにかく歌うまで、演技もやわらかくなっておられました。
洋輔さんのMOTNは格別です。
色気こそ少ないものの、歌のうまさ、ビブラートの伸ばし方、「夜の調べの中に」の「に」の伸ばし方!クレッシェンドしてデクレッシェンドしていくこの超絶技巧。
あまりにほれぼれしてしまって、大拍手するのもだるいほど。ずぅっと聞いていたいのです洋輔ファントムのMOTN。
頭を落ち着かせるために3分ほどショーストップしてほしいです(無茶)
次のドンファンの楽譜づくりしているシーンに入ったときはぼぅっとしてしまいますが、洋輔さん、オルガンのパタパタ止めるとき結構大げさに止めてらっしゃるのがかわいらしい……
紗衣さん。
何たる絹ボイス
紗衣さんはいつも絹のようなお声だなって勝手に思っているのですが、本当に絹です。
本当にお美しい声なのに声の強弱が半端ないです。
なんてお美しいお声なんだと見惚れながら、墓場にての儚さ。
そりゃ、ラウル、守ってあげたくなりますわ。
加藤迪さん
加藤さん。私が一番好きなラウルさんです。
AIAOYにて。「助け出そう~」と駆け寄ってきてくれます。
一度jumpして勢いつけて走りながら助け出しに来てくれます。
なんてこと…………
かっこよすぎる。
「こうなったら宣戦布告だ!!」でも、支配人ずとの「勝利だ♪」でも力強くこぶしを突き上げます。
私がファントムなら迪ラウルと戦いたくねぇ.....
狩りとか馬術やってた系の貴族ですわ。
植物採集なんて目もくれない系の貴族です(偏見)
型としては25周年のハドリー系。
熱い。熱すぎる。
好き。
ここまでラウル派になるのは、迪さんラウルのみです。
(普段強火ファントム派)
この日、ふと思ったことは、「怖いはファントムの気配よ」と歌いながらアンドレさんに助けを求めて近づくメグ。
そんなメグを横目に、「一体なんだこの騒ぎ」と事態収拾を優先するアンドレさん、生粋のビジネスマンすぎでは。
14歳のかわいいバレエガールなんかに一切目もくれないアンドレさん、さすがです。
(なだめるぐらいしてあげなよ)
ここまで迪さんに惚れてしまったのは、佐野さんがファントムじゃないから、ってのは大きいと思うんですけど。
今まで佐野さんが出演されているときは、佐野さんしか見えなかったので。
ただ、大好きな佐野さんじゃないファントムしか見ようとしなかった過去がもったいなかったな。洋輔さんには洋輔さんファントムの魅力があって。
洋輔さんはとにかく歌がうまい!
それに尽きる!!
おそらく3人の中で一番常に歌の安定性は高いのではないでしょうか。
演者さんが変わればここまで作品へのモチベがかわる。
でも四季の作品はここまでクオリティ確保されてるのがまぁとにかくすごい。
四季が好きで、日本に四季があってよかったです。
もちろん、心の中で最推しの人はいても、オペラ座の怪人という作品のもっといろんな楽しみ方知ったり、とにかく今楽しいです。